幸せのレシピ

雨の日曜日、午前中に家事を片付けた後、午後はまったりと本を読んだり映画を観たり…先々週の週末に知人から勧められた「幸せのレシピ」をアマゾンプライムビデオで観た。ネタバレは避けたいので説明は省略するが、最初から最後まで涙腺崩壊しまくり。途中、他人が見たらなぜそこで泣く?というシーンで号泣。自分でもなんでそんなに泣いてしまったのかわからない。私の中の何かが反応したとしか。50年近く前から大好きな曲、そして最近も某所で聴いて昔のことを思い出したりした曲がバックに流れた瞬間だった。私はなにをどうしたいんだろう、何をするために生きているんだろう、そんなことを自問自答している。  

BLUE GIANT

今年に入って劇場で見た映画の2本目。誘ってくださる方がいたので深く考えずに観に行ったのだが、予想を大きく裏切ってくれる作品だった。若い頃からJAZZには馴染みがなく、どちらかといえば敬遠していたジャンル、なんか都会の雰囲気漂うおしゃれな感じが苦手だった。この映画の中で主人公は「JAZZは熱い!演奏は心の叫びだ」というような意味の言葉を発し、そして彼の演奏を聴いて、それまで歌詞のない曲にいまいち思い入れを持つことができなかった自分の感覚が大きく揺さぶられた。ピアノソロの部分ではわけも分からず涙が流れ続けて、その感覚も新鮮で音楽の持つ力を改めて感じることができた。ステージで最高のパフォーマンスをすることだけを目標にひたすら練習する姿に胸をうたれた。あ〜、映画って本当にいい!!!

久しぶりのカラオケボックス

と言いつつ、一ヶ月前にも娘たちと行ったんだった。今日は、21歳年下のかわいい友だちと。お昼ごはんを、以前から行ってみたかったお店で食べたあと一駅移動してカラオケボックスへ。彼女の歌をじっくり聴くのは初めて!!歳を逆サバ読んでない?とツッコミたくなるくらい古い洋楽をたくさん聴かせてくれて、おばさん、いやばあちゃん思い残すことはありません、という気分🎶「ライオンは寝ている」では、思わず昔語りをしてしまったわ(赤面)。

備忘録として自分が歌った曲

①泣きたい夜に(中島みゆき

カントリーロード本名陽子

③ファイト!(中島みゆき

④恋のシーソーゲーム(アグネス・チャン

⑤翳りゆく部屋(松任谷由実

⑥青い瞳のステラ、1962年夏…(柳ジョージとレイニーウッド)

⑦ひとりぼっちの部屋(高木麻早

⑧天使の誘惑(黛ジュン

⑨あんた(おがさわらあい)

周波数の話

440Hzがどういう周波数であるかは、何かで読んでおぼろげながら知ってはいたが、2020年当時通っていた学校の授業で、クラリネットのチューニングをA=440,444,432と変えて演奏されるのを聴いて違いを体感した。ぱっと聞いた感じだと今までさんざん聞かされてきた440がなじみやすい音に聞こえた。その後、他の2つを聴いてみると・・・444は切れがよくて明るくて元気が出る感じ、432はなんだかもったりしてて田舎臭い感じなのだが、気持ちが落ち着く。その後もう一度440を聴いたのだが、う~~ん、もういいです、という気分になった。その後、自分のギター用チューナーを周波数を設定できるものに買い替えて、A=432でチューニングするようにしたら、あれほどやりたくなかったギター練習が毎日できるようになった!!!すごい変化。その変化を次の授業で他のメンバーにもシェアして、さらに新年会の河童ロード(※)で、「娘とライブをやるぞ~!!」と宣言して今にいたる(笑)。

 

※河童ロード:マリオさんこと丸山佑一郎さん発案の、折り紙で作った河童を顔の前で持った人たちで花道を作り、その間を一年の抱負を叫びながら通り抜けるという儀式

 

周波数についてはこちらのサイトの記事が面白かった
https://tabi-labo.com/156689/music-a432

環と周

久しぶりに漫画を読んで泣いた。ココハナ3月号に掲載された「環(たまき)と周(あまね)」よしながふみさんの作品。

 

今日の昼間はべつのテーマでblogを書こうと思っていたのだけど、この作品があまりにもよかったので備忘録として。

人前でうたうということ

音楽の授業中の歌のテストを除いて、複数の赤の他人の前で歌った一番古い記憶は、高校の文化祭。一学年上のクラスの出し物に「のど自慢大会」というのがあり、部活の仲間3人でギター弾きながら「いちご白書をもう一度」を歌った。友達と一緒だったからか、もともとの体質なのか特に緊張することもなく楽しく終了。世の中でカラオケブームが起こり、カラオケのある場所でごくたまに歌うことはあったけれど、子育て中は聴くことも含めて音楽から遠ざかり気味だったのだが、なぜかとある100人規模の会合で、バンド演奏をバックに中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライトを歌うことに。歌い終わった後主賓の方に「いつからこんな場所で歌えるほど偉くなったんだ?!」と言われたのもいい思い出(笑泣)。振り返ってみると子供のころから歌うことは好きだった。若いころは、「歌=心の叫び」で、泣きたいほど辛いときに気持ちをなだめてくれるのが中島みゆきさんの歌だった。カラオケボックスもみゆきさんの歌をよく歌った。ただ、カラオケに行くのは家族や親しい知人だけなので、他人の前で歌ったという感覚ではなかった。その後フォーク酒場なるところに通うようになってオープンマイクで歌うようになり、さらにそのお店でライブもさせていただき、複数の赤の他人の前で歌う機会が増えた。ただ、歌うことは好きでも自分の声が好きじゃなかったし、歌は下手だしで、録音や録画された自分の歌を聴いたり見たりするのがとても苦痛だった。なのに今、なぜか、定期的にライブをやったり、ボランティアで老人施設で歌ったり、しかも、その動画を何度も自分で見返している!!歌うことが大好きで、それを聴いてくださって、さらに「癒される」とまでおっしゃってくださる方がいらっしゃるということがこの上もなく幸せ!!!!!今年も9月に娘とのライブを予定している。今はなにを歌うかをわくわくしながら考えている。あ~~~しあわせすぎる♬

 

 

 

 

余談:これを書いていて思い出した!!高校2年の修学旅行のバスの中、 金太の大冒険」をマイク持ってアカペラでフルコーラス歌ってしまった黒歴史。。。

ザ・ローリング・ストーンズの日

今日は、「ザ・ローリング・ストーンズの日」。1990年2月14日にストーンズが初来日した記念日だそうで、ストーンズと聞いて朝からあれこれとりとめもないことが思い浮かぶ。中学の同級生がストーンズのカバーバンドをやってたっけ。「石転がし」は今も活動しているのかな、ヴォーカルの肉じゃがくんは元気かな…リードギターのFくん、中学のときは拓郎のファンだったはずなのに、いつの間にか洋楽に転向してしまっていたなぁ(遠い目)………中3の文化祭で目にした「制服」の弾き語りに衝撃をうけたっけ。ハーモニカフォルダーにセットしたハーモニカを吹いている姿とそのメロディーは今でも記憶に残っていて大好きな曲の一つ。「制服」自体ももちろん大好きな曲なんだけど、ハーモニカ演奏で使われた「故郷の廃家」がとても好き。当時はそんな曲が存在していることも知らず、ただ聞いていただけだったのだけど、今ではときどきボランティアで訪問する老人介護施設で歌ったりしている♪と、ストーンズとはまったく関係のないあれこれが頭の中をぐるぐるぐるぐる。肝心のストーンズについては、ほとんど聴いたことがなく、思い浮かぶのは数年前に知人のバンドがコピーでやってた「Honky Tonk Women」。そんなに上手な演奏とは感じなかったけど、妙に心に残っている。ヴォーカルが女性だったからかな。音楽は技術じゃなくてハートが大事なんだ、と自分にも言い聞かせておこう💛