大山豆腐料理

平癒祈願&安全祈願で大山へ。


参拝の後、参道沿いの旅館「あさだ」で豆腐懐石をいただいた。病み上がりで、ほとんど食事をしていなかった身体には、豆腐を使った精進料理はちょうど良かったようで、食欲も回復したし、それまでひどかった咳がなぜかぴたっと止まってしまった。これにはびっくり。大豆って、咳止めの効果あったっけ???


メニュー

豆腐懐石メニュー


食事が中程にさしかかって、少しお腹が落ち着いて

「そうだ!写真を撮ろう」と思い立ったので、前半の写真はなく、途中から。


空也蒸し」

空也蒸し


上にちょこんとのったゆり根が、もっちりほくほくほろ苦くておいしい。ゆり根大好き!!


「飛竜頭の煮物」

飛竜頭


煮物よりも、揚げたての熱々を食べてみたかった。


「むかごごはん」

むかごごはん


素朴なおいしさをしみじみとあじわった。ああ、しあわせ〜〜。


「けんちん汁」

けんちん汁


私の知っているけんちん汁は豆腐を崩しながら炒めて作るのだけど、これは違った。豆腐が結構大きく切られた状態で入っていて、とても上品な仕上がり。


「香の物」

おつけもの盛り合わせ


きゅうり・大根・人参・青菜

そして大山名物のきゃらぶき。これまた上品な味でおみやげに買って帰りたいほどだった。


「豆腐のババロア

豆腐のババロア


ほのかに香る大豆のにおいに「あ〜、豆腐料理のフルコースをいただいたのだわ」と再認識。食後の甘いものって、満腹感を幸福感に高めてくれる。


写真は取り損ねたけれど、豆乳鍋(ひきあげ湯葉も楽しめる)・ごま豆腐(白ごまの中に黒ごまをすり流したように固めてあって、水墨画の世界のよう)・卯の花・季節の白和え(柿!!と、…もう一つの食材を失念)、いずれも非常においしかった。


宿の入口は純和風の素敵な雰囲気で、食事処になっている大広間の窓からは、山の木々の向こうに伊勢原のまちが見渡せ、お料理ののってくる器も目に楽しくて、ゆったりと優雅な気分で食事ができた。

(宿の入口の写真も撮ってくればよかった)


ごちそうさまでした!!!