心の叫び♪(私の中島みゆき遍歴その1)

中島みゆきの歌に初めてであったのはもう20年以上も前のこと。クラスにみゆきファンがいて、その人から紹介された。聴きだしてすぐにはまった。それまで好きだったのは、吉田拓郎なのだけど、みゆきを知ってからは拓郎から遠ざかってしまった。

最初のアルバムの中で好きだった曲は
「歌をあなたに」〜私の声が聞こえますか

何ンにも 言わないで この手を握ってよ
声にならない歌声が 伝わってゆくでしょう
どんなに悲しくて 涙 流れる日も
この手の中の 歌声を 受け取ってほしいのよ

歌詞に共感してレコードに合わせて歌っていた、
当時の自分がかかえている悲しみなんて
今思えばずいぶんちっぽけだったと感じるのだけれど
その頃の私にとっては死ぬか生きるかの大問題だったのだろうな。
あれからずいぶん色々なことがあって、
今では「悲しいこと」っていうのがどういう感情だったのか
忘れてしまったような気がする。