心の叫び♪(私の中島みゆき遍歴その2)

中島みゆき全歌集 (朝日文庫)

中島みゆき全歌集 (朝日文庫)

中島みゆき最新歌集 1987~2003 (朝日文庫)

中島みゆき最新歌集 1987~2003 (朝日文庫)


どのアルバムにも、最低1曲は「コレは自分の歌だ!」
と思える曲がある。

2枚目のアルバムでは
流浪の詩(さすらいのうた)〜みんな去ってしまった(みんないってしまった)
アルバムタイトルにも惹かれた。


何度も人違いをしたわ
あの人にはめぐり逢えず
旅から旅をゆく間に
顔も忘れてしまってた
それでも旅を忘れて
悲しみを捨てて
ひとつ 静かに暮らしてみるには
わすくなりすぎた

「人違い」という言葉がキーワードのように、他の曲でも何度か登場する。
そして、私はその言葉に反応してしまう。
「本来結ばれるべき相手に巡り会えず
不本意な恋を繰り返してしまう」
自分がそうだと思ったことはないのに、なぜ??

もっともこの曲では「人違い」よりも
「わるくなりすぎた」という言葉に自分を重ねて
歌っていたっけ…。