【運動会の弁当】

うなぎのちらし寿司
メヌケの西京漬け焼き
ローストポークミックスハーブ風味
卵焼き
シシトウの煮浸し
ぶどう(ベリーA・スチューベン・甲斐路)・リンゴ(つがる)
最初はおにぎりに卵焼き程度で済まそうかと思ったのだが、1年に1度のイベントなのでちょっとだけ頑張った。でも、6時に起きれば間に合う程度のものなので、あんまり大したものではないか。

初めて迎えた9年前の運動会。場所は北海道は帯広。1年生は午前中しか競技がないので、お弁当は必須ではなかったのだが、その土地に引っ越したばかりでまわりの状況を知らなかった私はおにぎりにウィンナー&卵焼きというシンプルな弁当を持参した。昼前にはぞくぞくと帰宅する低学年の家庭。そして、残った人々の繰り広げる豪華絢爛弁当にクラクラした。決して大げさではなく、ほんとに目が点になってた気がする。

正月のおせち料理でもそこまで作るか?と言いたくなるようなお重の数々。それとは別に、特大タッパーに盛り合わせられた季節はずれの高級果物(帯広の運動会は6月。果物はメロン、スイカ、オレンジ、イチゴ、サクランボなど少なくとも3種類は入っていて、果物だけでも5千円〜1万円はかかってそう。)中にはコンロを持ち込んで学校の敷地内の空いた場所でバーベキューをしている家族も!!。もちろんアルコールもOK。

そんな事情を知ってしまった2年生の時は、お昼は持っていかずとっとと帰宅した。そして3年生の時。仲良くなった地元のお母様方に聞くと、運動会当日はみなさん遅くとも午前3時には起きて弁当作りに取りかかるらしい。なにしろ、ジジババを含め、親戚縁者がぞろぞろ集うビッグイベント、手抜きは許されないらしい。3時なんて・・・・起きる時間じゃなくて寝る時間だよ、私は。というわけで事情を知ってからも6時起きの質素な弁当しか持っていかなかったっけ。帯広にはずっと住み続けたいと思ったけど、運動会の弁当作りだけは勘弁して〜だわ。