ふつうの晩ご飯

・ポテトサラダ
・中華風スープ
・納豆
・昆布の佃煮

オットのいない食卓は、内容も雰囲気もさびしいと、ずっと昔に子どもたちに指摘されたことがある。「ママ、今日の晩ごはんさびしいね」と。できれば、子どもたちにそんな思いはさせたくないので気合いを入れて作らねばならない。気合いを入れないと、どうしても作るのに張り合いがなく、手抜きになってしまうので。

今夜は子どもたちの要望をうけて、ポテトサラダ。大きめのジャガイモ5個。ムスメその2がきれいに皮をむいて切ってくれた。ついでに、この機会に作り方も覚えてもらおう、というわけで、その先の茹でる作業もまかせる。一緒にゆでる人参も皮を向いて薄く切ってもらってジャガイモと一緒に鍋に入れ、ひたひたの水を入れゆでる。ゆであがったら、お湯を切って粉ふきいもにしてさましておく。ここまでをムスメその2が担当。

これに、塩もみしたきゅうりと、カリカリに焼いたベーコン+サラダオイルをまぜ、酢・塩・マヨネーズで味付けてできあがり。マヨネーズどっぷりのサラダはあまり好きではないので、サラダオイルと酢をまぜるところがポイント。スライスタマネギ入りも大好きなんだけど、今日は入れなかった。

冷蔵庫の中で賞味期限切れの豚肉は、炒め物にでもしようと取り出したのだが、フライパンに揚げ物の油が大量に残っていたので、茹でてしゃぶしゃぶ風にして食べようと、湯と酒で茹でているうちに気が変わる。サラダに使おうと思っていたレタスも放り込み、さらに春雨、しいたけを入れてボリュームたっぷりの中華風スープになった。塩・醤油・ごま油で味をつけてできあがり。このスープが大好評で、ワタシの分のおかわりがなくなってしまった。でも、末ムスメが残した分がまわってきたので、「ラッキー!」と言ってもらったら、子どもたちから「ママ、今すごーくうれしそうな顔だったよ」と指摘された。あはは。

オットのいない食卓は、さびしい上に、子どもたちの食欲も減退するようで、いつもの調子で作ると大量に残ってしまうのだが、今夜は気合いを入れた甲斐があって、ほとんど完食。