「河本」

毎日のように前を通り過ぎながら、一度行ってみたいと思いつつ、あまりに敷居が高く感じられて、入れないでいる店だったのだが、ひょんなことで、ｍ先生がそこの常連さんだと知り、一度連れていってくださいとお願いしたのがもう１年以上も前。そして、その約束が果たされる日がついにきた！

たまたま、お話ししたことがあり、ｍ先生にお会いしにいったら、今日行こうという話になり、１週間ぶりに帰宅したダーリンの顔が一瞬脳裏をかすめたが、河本の誘惑には勝てず、即座に「お願いします！！」。

その「河本」なのだが、橋に向かって上りつつある道路から、階段で数段下がったところにあり、地盤沈下でもあったのかと思うようなたたずまい。そして、きれいとか素敵とかいう形容詞は間違ってもつかない外観。木造の今にも崩れ落ちそうな建物のまわりには、常時猫がたむろしていて、それもいい味を出している。いい味すぎて、一見客には敷居が高すぎていけない。

初めて足を踏み入れた店内は、外観から受ける印象と全く変わらず、年期の入った、いかにも「庶民派飲み屋」という雰囲気。とりあえずビールと煮込みを注文。ほどなくして、登場。ただし、煮込みの方は人数分なかったようで、最後のｍ先生の分は足りなくなった。かわりにもられたゆで卵の煮込み。「ばくだん」と呼ばれるそうなのだが、とてもうまそうだった。次回行ったら絶対に食おう！！

昨夜くった平田牧場のモツもうまかったが、ここのモツ煮込みもうまい。しかも１人前２００円って、いいんですか？と突っ込みたくなるくらい安い！さすが庶民派。ほかに、マグロの醤油かけと、おでんを食す。そして、ビールと焼酎をぐびぐび。くぅ〜〜〜、しみる！！

閉店が７時なので、サラッと飲んで店を出る。愛するダーリンを自宅に放置状態なので、その後はすぐに帰りたかったのだが、ｍ先生＆ｋさん（もしかしたら将来親戚になるかも知れないし←べきっ）のお誘いを断る勇気がなく、もう一軒。

その店も、実は以前から行ってみたいと思っていた店なので、ラッキー。そこについた頃には河本で飲んだ酒がメチャクチャ回ってきていたので、グレープフルーツジュースを所望。食べたものは、海の幸のサラダ、おしんこ盛り合わせ、馬刺のカルパッチョ。

その後、タクシーを拾って帰宅。酔っぱらいながらも晩めしを作る。メニューは、

毛ガニ（冷凍ものをかいとうするだけ）
穴子のさっと煮（冷凍の生穴子を、煮汁に入れてさっと煮る）
大根とツナのサラダ
いくら
ワカメごはん

その後、何分間（いや、何時間？）か、記憶を失う。電話の着信で目覚め、カラオケ店からの呼び出しにホイホイ出かけていくワタシ。だって、歌うの大好きなんだもん。

カラオケ店でのことは省略。その後、二晩続けてオーパへ。いつも団体で行くときは、かなり恥ずかしい思いをするのだが、この日は一番影響力を持つ方が、体調不良でおとなし目だったため、肩身が狭くなることなく、カクテルを２杯のんで終了。
ソルティードッグとシーブリーズ。どちらもアルコール度数は低め。ワタシがもうちょっと酒が強ければ、マスターオリジナルの関東大会コンクール優勝作品をリクエストしたのだけれど、残念。全国大会での健闘を祈る！！

その後、歩いて帰るつもりが、Ｆ地区の皆様に送られて帰宅。ありがたいやら、もったいないやら（謎）。