思いがけない酒席。

ご招待いただいた理由自体はあまり喜ばしいことではなかったのですが、おいしい食べ物とおいしい酒で攻められたらひとたまりもありません。負の感情はあっという間に昇天。


今夜のワイン

COTE DE NUITS VILLAGES 2001 JAYER-GILLES

Chateau Beaumont 1999


食べたもの

お通しは里芋の柚味噌かけ:シンプルな料理だけど、柚味噌の中に少しだけ入っているひき肉が、アクセントになっていてよかった!ついつい人の分まで食べてしまう。


馬刺(たてがみつき):このたてがみが、もう死んでもいい〜〜というくらいにうまい!脂身なんだけど、全然くどくなくて、体温でトロンとなって口中に広がるほのかな甘みとコク。これは病みつきになりそう。いままで食っていた馬刺はなんだったんだ。


ホッキ貝焼き

2枚貝は苦手だけど、大きくなるにつれて好き度合いが増す。カキ、ホッキ貝、ホタテ貝どれもオッケー。独特の甘みと磯の香、そして、焼き目の香ばしさ、しこしことした食感・・ああ、酒が進む。


白魚の躍り食い

これは味ではなく雰囲気や、のどごしを楽しむものなのだろうが、ついつい、ピチピチの白魚を噛んで味わいたくなってしまう。白魚が浸かって出てきた酒がとてもうまかった。銘柄を聞いておけばよかった。


ワインは1本目の方が断然好み。もっと酒が強ければ、最後までしっかり味わえるんでしょうけど、すぐに酔っぱらってしまうので、そうなると、微妙な風味なんかきっと味わいきれていないと思う。それはともかく、次はもっとすごいのを飲ませていただけるようで、いまからドキドキしています。ああ、長生きはするもんだわ。(なにしろ、すでに余生を生きてる気分なので)