鯛の潮汁

金曜日は、知人がやってる臨時魚屋さんで鯛のあらが手にはいることが多い。子どもの頃から、ミソ味よりはしょうゆ味、しょうゆ味よりは塩味という嗜好を持つワタシは、鯛の潮汁や、鶏の塩味だけのスープが大好きだった。


若い頃は、潮汁を作っても、なかなか望みの味を出せなくて、悔しい思いを何度もしたが、最近は自分で満足のいくものが作れるようになった。そして、こんなもの子どもたちは喜ばないだろう(魚好きのムスコ除く)と思っていたら、あっちからもこっちからもくれくれコール。


今日は、残念ながら頭がなかったのだが、中骨4匹分+皮・ひれ・その他で、大鍋一杯の潮汁のできあがり。


作り方は、

●あらをざるに乗せ、強めの塩をふって1時間くらい放置。

●その後、たっぷりの熱湯を回しかけ(上下ひっくり返して念入りに)、身を霜降り状態にしたら、水で洗って、ウロコ・血の塊などを取り除く。

●鍋にあらとかぶるくらいの水を入れ火にかける。昆布は途中で入れて沸騰する手前でさっと取り出す。

●沸騰したら、アクをとり、日本酒を適当に入れる。

●塩で味をつけてできあがり。

今夜は薬味に白髪ネギをたっぷりと。


残った汁は、翌朝雑炊にすると最高!!!(でも、そんなに残らないのが難点)。


今夜の酒

日本酒(英君・純米吟醸)→魚の生臭さが、日本酒と一緒だと、全然別物に変身して、「旨味」になるのはなぜ〜???なんてことは、酔っぱらってくるとどうでもよくなって、酒→汁→酒→汁・・の無限ループ突入。しかし、酒のつまみが汁っていうのもなんだかなぁ(ご飯食べた後なので、これ以上固形は入らない、しかしこの組み合わせはやめられない、で、腹はタプタプぱんぱん)。


たぷたぷ感から逃れるべく、強めの蒸留酒に移行。でも、今夜は量を書くのをやめておく。某所で「習慣性連続…」のレッテルを貼られてしまったので(爆)。しかも、昼間素面のときに、正確な飲酒量を調べようと、いつも飲んでる量を計量したら、シングルだと思って飲んでいたのがその倍近くあったし(大汁)。



そんなワタクシが今読んでる本は「今夜、すべてのバーで」。はい、こちらをご覧になられているほとんどの方には、今更説明するまでもない本です。酔っぱらってるついでに、某所で語られていた「クリーシィ」シリーズ、ワタクシも大好きであります。