マダム・フローレンス! 夢見るふたり

映画は機会があれば観るという程度のファンで、観るのは月に1本弱・・・この映画は大好きな吉田拓郎さんが自身のラジオ番組の中で紹介されていたので、アマゾンプライムで観てみた。映画を観るきっかけは、ほとんどが誰かのおすすめによるもので、私の耳に入るころには劇場での公開は終わっていることが多く、アマゾンプライムが大活躍。

途中まで観たところで時間切れで中断して約1か月、最初から観なおしたところ、1回目には気づかなかった細部の面白さに、一人爆笑したり涙ぐんだり。映画と同じくらいか、いやそれ以上に音楽が好きなので、有名なアリアのオンパレードとその「見事な」歌唱がなんともたまらない。彼女が雇ったピアニストが初めて彼女の歌を聴いたときの表情も最高。あんまり書くとネタバレしそうなのでやめておこう。

とにかく映画ってやっぱりいいなぁとどこかで聞いたセリフが脳裏をよぎりつつ、今までに観てよかった映画があれこれ浮かぶ。その中のひとつ「最強の二人」これは、職場の先輩に勧められてレンタルで観た後、アマゾンプライムにも上がってきたので、さらに2回観た。ストーリーは全然違うのに、なんか同じにおいがする。においの元をさぐりたい。と思っていたら、ネット上の「マダムフローレンス」の映画評の中で、「最強の二人」を引き合いに出しているものがあってびっくり。

カノン進行の音楽のように、映画にもなにかそういうストーリー進行があって、私はそれに弱いのかもしれない。