パエリア風チキンピラフ。

末ムスメに晩ごはんの希望をきいたら「オムライス!」というこたえ。じゃあまず、チキンピラフを炊いて・・・と思っている横で、ムスメたちが茶碗に卵をほぐして何か作ろうとしている(結局できあがったのはほぐし卵をレンジでチンしてつくる「スポンジ卵」)。わが家では、卵は「薬」としての扱いなので、1日にひとり1個以上食べることはほとんどない(すき焼きのときくらいか)。日頃は1週間に1人1〜2個くらいの消費量。なので、オムライスという選択肢はこの時点でなくなった。


しかし、すっかり頭の中は「ピラフ」で一杯だったので、とにかく洋風炊き込みごはんを作ることにする。昨日チャーハンを食ったばかりなのに、今日も色物ごはん。いいんだ、自分が食べたいんだから。


米は洗ってざるの上で水切り。ごはんを炊く鍋にオリーブオイルたっぷりを熱してみじん切りタマネギを炒め、ドライトマトを入れてさらに炒め、この間フライパンでは鶏肉を焼き付け、ごはん鍋に水を切った米を入れて、透き通るまで炒め、熱々のスープを一気に注ぎ、ざく切りピーマンとトマトを入れ、冷凍庫をあさったら、ヤリイカのぶつ切りがあったので、それも入れ、塩適当、サフラン少々を入れて、フタをして炊きあげる。


サフランが入るので「パエリア風」と呼んでいるが、「鶏とイカの洋風炊き込みごはん」(←これも相当変だが)という雰囲気。


しかし、このようなごはんが実にワインに合うのだった。


今日のワイン:ウッドブリッジ(ロバートモンダヴィメルロー

【ウッドブリッジByロバート・モンダヴィ】メルロー [1999]■気取らない日常の食卓で、気軽に楽...