ビックリメニュー:冷やし中華めん。

8月のとある日、○○銀座と銘打たれた、日本各地にありそうな商店街の、いかにも庶民派と言わんばかりの「食堂」でのこと。サッカーの審判講習の昼休みに、昼食をとりに入ったのだが、そこの壁におすすめと書かれて貼られていたのが「冷やし中華めん」。お値段は、今でははっきり覚えていないのだが、500円しなかったと思う。冷やし中華にしては破格の値段。迷わず、それを注文。


ところが出てきたのものを見て、目が点になった。冷水でしめた麺の上に、ハムやら錦糸玉子やらきゅうりやらが彩りよく乗せられたものを想像していたのだが、そこにあるのはもりそばの中華そばバーション。具は一切なしで、ざるに盛られた麺とつゆがあるだけ。


冷やし中華」ではなく「冷やし中華めん」だったのは、そういうことだったのか(涙)。これだけではあまりにさびしいので、急遽餃子を追加。これがバカみたいに安くて、10個300円。そして、餃子定食はこれにスープとごはんとさらに小皿がついて490円!それに比べると、冷やし中華麺は非常にコストパフォーマンスが悪く感じられた。次にこの店に来ることがあれば、絶対に定食モノにしようと思った。


ちなみに、カレーうどんは鉢と言えるような大きな器でたっぷりと供され、注文された方(同じく審判講習を受けに来られた体育会系の方)はかなりの量を残していらっしゃった(これは、量が多いからだったのか、はたまた別の理由だったのかは謎)。


自宅から少し離れた場所にあるので、2度目があるかどうかわからないが、妙に記憶に残る(そして、次は定食を食いたいという欲求がかき立てられる)店だった。



【注】最初にアップしたものを後で読み返したら、なんだかしまらない文章だったので、最後のところだけ修正した。