檸檬のお酒完成!

15日に仕込んだリモンチェッロが完成した。数日前に某バーで味見させていただいたのは、トローリとしたきれいな黄色だったのだけど(皮由来の色素なのだから黄色くて当然)、ワタシが使ったのは、国産の緑色の檸檬。できあがったのは、きれいな緑色のお酒。某社が出している「MIDORI」かと一瞬思うがよく見るとはっきりと違う。MIDORIは食用の青色1号と黄色4号を使っていて、鮮やかな緑色だが、ワタシが作ったのは人工の添加物は一切入っていないせいか、少しくすんでいてそれがまたいい雰囲気を醸し出している。



肝心の味の方はというと・・・檸檬の芳香と酸味、シロップの甘み、そして、最後に襲ってくるアルコールの刺激が、渾然一体となって、それはそれはワタシ好みの酒に仕上がっている。下手なカクテルを飲むよりも、これを飲んだ方がいいと思えるくらいで、気がつくとついついグラスを口に運んでしまっている。非常に危険な酒だ。酒の飲み過ぎという危険面もさることながら、これを飲むと胃が活性化されて、食欲が増してしまうのが一番の問題点だと思う。(イタリアンの作法にのっとって、ボリュームのあるイタリア料理をきっちり平らげたあと、消化剤代わりに飲むというのが、やはりいいのかもしれない。)